固定金利 or 変動金利
◆住宅選びのポイント関連コンテンツ◆
固定金利と変動金利について考える
10年固変動選択型は金利と安全性のバランスが良い
固定変動選択型は、返済修了まで金利が変らない固定金利型とは異なり、返済当初は固定金利で返済し、一定期間を過ぎると変動金利もしくは再度固定変動選択型に切り替わるというもの。
また、住宅購入時にデベロッパーから紹介される提携ローンは、直接銀行に申し込む場合と比べても、金利面でそれほど優遇されるわけではないことが多い。
金利底打ちで上昇に備える段階へ
金利の変動について
※画像をクリックで拡大します。
■15年前に3000万円借りていた場合、いくら返せたか
固定変動選択型 | 変動金利型 | 固定金利型 | |
---|---|---|---|
毎月の返済額(1年目) | 127,488 | 107,248 | 117,135 |
毎月の返済額(15年目) | 111,520 | 106,687 | 128,963 |
支払利息累計 | 13,083,641 | 9,345,505 | 13,075,726 |
借入額残高 | 21,093,881 | 20,179,849 | 21,281,737 |
※35年・3000万円。元利均等・ボーナス払いなし、金利は上記変動グラフデータをベースに計算。固定変動選択型は10年タイプ。97年時点を基準に融資を受けたものとして、諸経費を省いた目安金額の資産。
安心と低金利を兼ね備えるのが「10年固定金利」
主な住宅ローン3タイプ
- 固定変動選択型
- 固定から変動へ移行するタイプ
- 〇固定金利型より金利が低い
- 〇一定期間の金利上昇リスクを回避
- ✕固定期間は金利タイプの変更ができない
返済当初は固定金利で、一定期間が過ぎると変動金利もしくは再度固定変動選択型に移行するタイプ。固定金利型よりは金利が低く、かつ一定期間の金利上昇リスクを回避できる。固定期間は10年タイプが主流。
- 変動金利型
- 金利が変動するタイプ
- 〇3タイプのなかで最も金利が低い
- ✕返済計画が立てにくい
一般的には年2回の金利見直しが入り、金融情勢に応じて金利が変動するタイプ。低金利時代の現在はこのタイプが最も人気が高い。返済額自体は5年間区切りでその間は一定だが、金利に応じて返済額のうちの利息分が変動し、最終的な返済総額も上下する。
- 固定金利型
- 借入時の返済額が完済まで続くタイプ
- 〇返済計画の見通しが立ちやすい
- ✕変動金利より金利が高い
借入時の返済額が完済まで続くタイプ。そのため金利動向を気にせず、中長期的な返済計画を立てやすいのが利点だ。ただし、変動金利と比べると金利が高いのがデメリット。借入期間35年の場合、現在の固定金利の相場は2~3.5%前後。変動金利と1%以上差がつくケースも。
当社オススメは固定変動選択型
住宅選びと同じくらい重要なのが住宅ローン選び。借入額によって購入対象は大きく変わるので、自分の資金計画を立ててから、購入住宅を絞るのが賢明だ。
住宅ローン選びでまず重視したいのは、やはり金利。しかし金利と言っても、ざっと固定金利型、変動金利型、固定変動選択型の3パターンがあり、特徴もそれぞれ異なる。単に金利の低さだけで選ぶと、返済計画が破綻する可能性もあるので注意したい。
上図のように直近15年でみると、最もお得なのは低金利情勢の影響で変動金利型だ。では、これから選ぶなら何が賢明か。
オススメしたいのは固定変動選択型。これは当初の一定期間は固定金利で、あとは変動金利もしくは再度固定変動選択型に切り替わるタイプ。メリットは、一定期間は金利上昇のリスクを回避しつつ、現在の低金利の恩恵を活かして返済を進められること。
変動金利よりは金利が高いが、一定期間内は金利動向を気にせずに済み、安心感を得られる。いわば変動金利型と固定金利型の両方のメリットを併せ持つ。また、上図のように、ここ10年前後は歴史的な低金利が続いている。今後の金利トレンドは上がるだけと考えれば、影響を受けないこのタイプは安全ともいえる。
デメリットは、固定期間は金利タイプの変更ができないこと。そして固定期間が過ぎた段階で、金利上昇のリスクがある点だ。また、変動金利が上がっていなければそれはそれで、高い金利で払い続けていたことになる。そのほか、金利が固定金利型より低いため、より多くの借入額が設定できるが、“借りすぎ”にならないように気をつけておきたい。
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